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『忘れられた人類学者(ジャパノロジスト)』(2017年地方出版文化功労賞)で描かれた、 アメリカの社会人類学者ジョン・エンブリーとエラ夫妻。 1935年(昭和10)から1年間、 調査のため滞在した熊本の小村、須恵村で夫妻が撮影した 貴重な写真1609枚から約400枚を厳選。 のちに外国人による初の日本農村研究書として 柳田国男や今西錦司、梅棹忠夫、鶴見俊輔らの高い評価を受けた 『須恵村 〜日本の村』を著した…
初めて、ZINEをつくってみることにしました。 誌名は『羊と烏(ひつじとからす)』。 小社と事務所をシェアする古小烏舎(ふるこがらすしゃ)さんと共同で、昨年の春から少しずつ動いてきました。 創刊号のテーマは「雑餉隈(ざっしょのくま)に恋して。」と題し、福岡屈指のディープタウンの歴史と謎を掘り下げます。 ++++++++++++++++ 目次 ・雑餉隈に恋した羊と烏 藤村興晴 ・「そこの角まで」 〜雑餉隈を歩…
「住まいの在るところが故郷なのではない。 理解してもらえるところこそ故郷なのだ」 (Christian Morgenstern) 国内最大の“寄せ場” として、戦後ニッポンを支えた大阪・釜ヶ崎。 その町と人が発する強烈な磁場に惹かれた写真家が、 移り住んだ町・釜ヶ崎と生まれ育った町・福岡を往復しながら 四半世紀にわたって活写した、まつろわぬ人々の肖像。 【本書あとがきより】 生…
「専門家でも権威でもない人々が、自然体で作り上げた社会福祉。 その姿を掬い取ってみたい」。 難病をもって生まれたわが子とともに 自宅で始めた宮崎の小さな福祉作業所。 いつか、子どもたちが自立して生きられるように、 「障害者だから」と言わせないために、 上からでも下からでもない目線で課題に向き合い、 いつしか全国から見学者が訪れるようになった 宮崎の社会福祉法人「いつか会」40年の軌跡。 【本書まえがきより】…
かつて洋上の未来都市として栄えた炭鉱の島・軍艦島。 1974年の閉山以降、朽ちていく建築群と対照的に、 鳥たちによって運ばれた種が芽吹き、 〈緑の島〉へと移ろいゆく姿に魅せられ、 四半世紀以上にわたって島に通い続ける写真家が 鳥の眼で活写した廃墟の美。 【本書あとがきより】 「本書は、長崎市沖の海上に浮かぶ軍艦島(正式名称・端島)を舞台に、鳥の視点から時間の流れと島に残された生活の記憶を辿った写真集です。主…
〈遊廓のストライキ〉が 起きたとされる伝説の町で、 遠ざかる記憶に耳を傾ける――。 明治から戦後にかけ、軍都・熊本の隆盛とともに栄えた二本木遊廓。 そこには、広大な庭園と大小の楼閣を有した巨大妓楼「東雲楼」が君臨した。 待遇の過酷さに娼妓らの逃亡が頻発し、ついに日本初のストライキが起きたとされる伝説の地を訪ね、 古老たちの証言や資史料を渉猟しながら綴った渾身の作! 【まえがきより】 「二本木遊…
「わたしにとって美術館は、幼いときから魂の解放区だった」――。 南国・宮崎の地で、瑛九をはじめとした郷土出身画家の知られざる真価を世に問いつつ、 四半世紀以上にわたり各地のアートシーンの“現在地”を追い続けてきた気鋭の美術評論家のテクストを集成。 第1巻では、美術理論・美術史の教鞭を執るかたわら、平成〜令和にかけて開催された南九州の美術展を丹念に訪ね歩いた展評や折々のコラムを中心に構成。 激変する時代の潮流…
「市場の柵の中には、たくさんの馬が並んでいました。 間もなく命を取られてしまう馬たちです。 みんな、悲しい目をしています。サダさんはとても胸が苦しくなって、立ち去ろうとしました。 その時、一頭の馬と目が合いました。 サダさんをじっと見つめています。 サダさんは、市場の人に「あの馬は、どんな馬ですか?」と尋ねました。」(本書より) 人間のつごうで 命をうばわれる運命にあった白馬と ひとりの調教師が起こした 奇…
ダメでガサツな妻だけど 絶望だけはしたくない。 介護、子育て、読書にマラソン、 そして2回のガン宣告。 脳梗塞で倒れた〝毒舌〟の夫と 文字盤でバトルしながら 駆け抜けた10年の記録 脳梗塞で倒れ全身マヒとなった夫を 自宅で24時間介護すると決意した元書店員。 オロオロしつつ学んだケアの基本から介護生活の困り事、 わかりづらい医療制度、大切なお金の話まで、 怒濤でトホホな日々を綴った、マンガ&介護録。 ◎本書…