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画・甲斐大策

平成ロードショー

全身マヒとなった記者の映画評1999〜2014
矢部明洋(イラスト:高倉美恵)
本体:1800円+税 *四六判並製/200ページ

「こんな映画が見たかった!」
倒れるまでオシ続けた映画たち。

ハリウッドからアジアまで、
娯楽からドキュメンタリーまで、
シネコンから単館系まで、
アニメから任侠・ピンクまで、
世紀をまたぐ名作150本!

高校をサボって名画座通い。
ビスコンティ、小津、ロマンポルノ……映画館が教室だった。
毎日新聞の学芸記者として健筆をふるっていた著者が、
突然の脳出血に倒れるまで書き続けた映画評から精選した、
サブスク時代の“新定番”シネマバイブル。

[本書で紹介した映画]
◎こんな映画が見たかった
シャフト/スナッチ/ウォーターボーイズ/GO/メゾン・ド・ヒミコ/チェケラッチョ!!/青いうた/時をかける少女/天然コケッコー/ある愛の風景/4分間のピアニスト/イントゥ・ザ・ワイルド/プライド/イングロリアス・バスターズ/息もできない/ケンタとジュンとカヨちゃんの国/REDLINE/大江戸りびんぐでっど/サラの鍵/かぞくのくに
◎娯楽映画は「冗舌の芸」である
インビジブル/ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃/キル・ビル/シルミド/パフューム/パンズ・ラビリンス/スラムドッグ$ミリオネア/チョコレート・ファイター/007 スカイフォール/テッド/ジャンゴ/フライト・ゲーム
◎一スジ、二ヌケ、三ドウサ
グリーンマイル/リリイ・シュシュのすべて/壬生義士伝/腑抜けども、悲しみの愛を見せろ/アフター・ウエディング/アフタースクール/フローズン・リバー/瞳の奥の秘密/鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星/マネーボール/崖っぷちの男/悪の法則
◎名匠の薫り
ストレイト・ストーリー/マイ・ネーム・イズ・ジョー/ハンニバル/17歳の風景/ディパーテッド/ぐるりのこと。/その日のまえに/その土曜日、7時58分/グラン・トリノ/レイチェルの結婚/カティンの森/おとうと/サンザシの樹の下で/家庭の庭/戦火の馬/ルート・アイリッシュ/嘆きのピエタ/サイド・エフェクト/風立ちぬ/そして父になる
◎映画は世界語
運動靴と赤い金魚/太陽は、ぼくの瞳/ダンサー・イン・ザ・ダーク/鉄コン筋クリート/秒速5センチメートル/ペルセポリス/サマーウォーズ/ぼくのエリ/CUT/イノセント・ガーデン/2つ目の窓
◎快演、怪演
トンケの蒼い空/タイフーン/ナイロビの蜂/フラガール/キンキーブーツ/プラダを着た悪魔/ブレイブワン/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド/おくりびと/ディア・ドクター/フィリップ、きみを愛してる/春との旅/義兄弟/悪魔を見た/ザ・ファイター/一枚のハガキ/預言者/ふがいない僕は空を見た/リンカーン/もらとりあむタマ子/永遠の0/ダラス・バイヤーズクラブ/そこのみにて光輝く/ブルージャスミン
◎映画という鏡
リトル・ダンサー/ブラックホークダウン/トラフィック/ホテル・ルワンダ/リトル・ミス・サンシャイン/不都合な真実/三池 終わらない炭鉱の物語/フリーダム・ライダース/シッコ/この道は母へとつづく/ブロードウェイ♪ブロードウェイ/チェンジリング/BOY A/レスラー/扉をたたく人/海女のリャンさん/インサイド・ジョブ/コンテイジョン/灼熱の魂/一枚のめぐり逢い/ハンナ・アーレント/それでも夜は明ける
◎いつものように幕が開き
三年身籠る/間宮兄弟/殯の森/その名にちなんで/画家と庭師とカンパーニュ/夏時間の庭/海炭市叙景/まほろ駅前多田便利軒/映画 けいおん!/あなたへ/桃さんのしあわせ/藁の楯

●映画人を悼む
黒澤組の孫さん/世界のミヤガワ/神代辰巳の影響力/大俳優・丹波哲郎、逝く/田中登の訃報/「かたいうちだぞ」/植木等の魔力/事実で作るフィクション/エドワード・ヤンの死/24分の1秒のアーティスト/さようなら、我らのヒーロー/原田芳雄の死に呆然/大女優〝デコちゃん〟の名作/市川森一の苦味と叙情/寅さんを世界記憶遺産に/吉本隆明と『イデオン』/森田芳光の時代/朝の中洲にガンダム行列/あっぱれ新藤兼人/無敵の大女優、山田五十鈴逝く/「世界」を教えてくれた高野さん/因縁の二人、大島と若松/役に生きた名優/ポルノの名作『赤い教室』の蟹江敬三/鈴木則文の熱気/等身大の青春が死んだ
●映画館が教室だった
那覇で寅さんに再会/名画座が教室だった/アニメ映画には声優を/現代史の謎、昭和天皇/『生きる』の少女/記録映画の力/アカデミー賞考/結婚感/子供時代に一生救われる/日活映画、百年の青春/待ってましたっ錦之助!
●コラム ひねくれ映画考
わが青春の『ホットロード』/おバカ映画よ甦れ/マイ・オールタイム・ベストワン/長ければいいってもんじゃない/マイケル・ダグラスのゲイ役に見とれる/老匠の気迫、でんでんの迫力/大森立嗣と新藤兼人/イーストウッド、自在の境地/アートの域へ踏み出すアニメ/コン・リーの独り勝ち/キレキレの安藤政信/『共喰い』の光石研/地方都市のハードな青春/〝サッチャー時代〟の逆説/男が「紀子」に託したものは…/女性の年

矢部明洋(やべ・あきひろ)
1963年京都市出身。同志社大学経済学部卒業。
1987年毎日新聞社入社。静岡総局、福岡総局、山口支局をへて西部本社学芸課長時に脳梗塞と脳出血を発症。2019年退職。

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