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アメリカから来た若き俊英とその妻が 農耕から子育て、祭り、宴会、性、近代化まで、 感動と共に記録した戦前のニッポン――。 戦時色濃き1935年(昭和10)、熊本で最も小さな農村、 須恵村にやってきた社会人類学者ジョン・エンブリー一家。 戦前唯一の日本農村研究書を著し、ベネディクトの『菊と刀』や GHQの戦後改革にも多大な影響を及ぼしたエンブリーとその妻エラが、 共感をもって洞察した〈協同〉社会の精神を未来に…
2刷出来! 筑豊の炭鉱町に育った洋画家が、少年時代から自転車ではるばる通った 福岡の名画材店〈山本文房堂〉の店主と、空襲の記憶、画材と文化、 思い出深き地元の画家、そして二人三脚で続けた 公募展への思いまでを語り合った、滋味溢れる対談。 日本を代表する洋画家と福岡の老舗画材店の、 半世紀以上にわたる誠実な交遊の軌跡。 ◎もくじ チビた鉛筆 〜まえがきに代えて 井口幸久 福岡大空襲の記憶 戦前の文房堂 「山本…
染付・色絵・柿右衛門・金襴手・輸出伊万里・・・ 佐賀・有田の地に生まれ、公家、武家から商家まで 人々の暮らしに寄り添った国内初の磁器の 変遷と伝播を辿る九州国立博物館での展覧会 「古伊万里 〜旧家の暮らしを彩った器」公式図録! 絢爛にして端正な美の精華! [目次] プロローグ 日本磁器の誕生 第1章 公家の暮らしを彩った古伊万里 第2章 武家好みの古伊万里 第3章 古伊万里の広がりと豪商 第4章 欧州の宮殿…
ISBN978-4-907902-11-7
第33回大平正芳記念賞受賞! 書評続々!重版出来! 朝日新聞(2016/8/28=武田徹氏評) 読売新聞(2016/8/21=松山巌氏評) 毎日新聞(2016/8/21=中島岳志氏評) 日本経済新聞(2016/7/24=増田俊也氏評) 週刊文春(2016/9/1号=後藤正治氏評) 週刊新潮(2016/8/25号=立川談四楼氏評) 文藝春秋(2016/9月特別号、片山杜秀氏、亀山郁夫氏、山内昌之氏の鼎談書評)…
4刷出来! ママの気もちを知ろう! できるパパになろう! つわり・休職・出産を経て、日々の家事・オムツ替え・夜泣き・義母との葛藤・ダンナの世話・・・。 ボロボロになりながら、休む間もなく孤独に働き続けるママとパパのすれ違い=産後クライシスを、 2000組以上の親子の指導実績をもつ著者が、〈産前・産後あるある〉満載でつづった真のイクメン入門。 あなたの妻が、なぜいつもイライラしているのかがこの1冊でわかります…
2016年1月1日(金・祝)から2月28日(日)まで九州国立博物館で開催される 新春展示「太宰府天満宮の地宝」展の公式ガイドブック! 開館10年を迎えた九州国立博物館が、古都太宰府のシンボルである 太宰府天満宮に伝わる古代〜近世のお宝をビジュアルつきで解説しながら、 自らがよって立つ足元の歴史を本格的に掘り下げた〈初耳〉満載の歴史遺産ガイド。 [目次] 序章 古都・太宰府と共に 1章 安楽寺の甍(いらか…
われらが失いし〈昭和〉。 高度成長を経てバブルへと向うニッポンの光と陰を、 近代の奥座敷・別府から静かに照らし出す写真集。 ※10/18(日)まで別府市美術館で著者写真展開催中! ↓「西日本新聞」(2016/2/21)読書面 ↓「西日本新聞」(2016/2/17)文化面 写真:藤田洋三(ふじた・ようぞう) 1950年大分県生まれ。別府市在住。写真家。幼い頃より職人仕事に興味を持ち、1976年より大分を拠…
軍艦島=端島とともに、100年以上にわたって 日本の産業を支え続けた近代炭鉱発祥の地・高島。 1986年(昭和61)、閉山問題に揺れる高島に赴いた ひとりの写真家が、地底で働く誇り高き男達の姿に 魅せられ、撮影した島の日々。 1986年、閉山と共にほぼ全ての関連設備を失った高島の 往時の景観を活写した記録写真集。 ※写真165点収録。 2015年7月、蒸気機関を用いた国内初の立坑・北渓井坑跡が ユネスコ・世…
大友、毛利、大内、 島津、鍋島、松浦、宗、 龍造寺、立花、黒田、加藤―― 九州の〈戦国史〉をいま、アジアの視点で。 国際都市・豊後府内を拠点に、 活発な貿易によって隆盛を極めた大友氏をはじめ、 大友氏にかわって九州市の太守へと成長した島津氏、 西中国の覇者として信長、秀吉と対峙した毛利氏、 海の武士団を統べた松浦氏、日朝の間でゆれた対馬・宗氏、 大友支配下の豪将として知られた戸次、高橋、立花氏など、 乱世を…