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ダメでガサツな妻だけど 絶望だけはしたくない。 介護、子育て、読書にマラソン、 そして2回のガン宣告。 脳梗塞で倒れた〝毒舌〟の夫と 文字盤でバトルしながら 駆け抜けた10年の記録 脳梗塞で倒れ全身マヒとなった夫を 自宅で24時間介護すると決意した元書店員。 オロオロしつつ学んだケアの基本から介護生活の困り事、 わかりづらい医療制度、大切なお金の話まで、 怒濤でトホホな日々を綴った、マンガ&介護録。 ◎本書…
「いま、苦悩する親子に届けたい」。 九州一の繁華街・天神の一角に佇む、福岡県初の登校型・単独通信制高校。ここに通う生徒は、みんな悩んだり苦しんだりして不登校となった経験をもつ子ばかり。この学校で自信をとり戻し、誇りをもって今を生きる卒業生やその保護者が、「いま、苦悩する親子のために」と、不登校だった頃から今までの体験談を語ってくれました。増加し続ける不登校生の進路として注目されるものの、いまだにわかりづらい…
荒れ果てた大地に平和と緑を。 人と人、人と自然の〈和解〉を目指す 新たな挑戦が始まった―。 40年に及ぶ戦乱と地球温暖化に伴う大干ばつ。どこにも逃げ場のない人々が自給自足できるように、井戸を掘り、用水路を造っていくが、次々に試練が襲いかかる…。アフガンの片隅から、自然への畏敬と相互扶助の精神を忘れた〈近代〉に警鐘を鳴らす渾身のメッセージ。(上巻は創刊準備号〜70号までを収録/上巻は2023年刊) 「アフガニ…
病・貧富・戦乱… 世界の不条理に挑む 長い旅が始まった。 1984年、パキスタン北西部の古都ペシャワールのハンセン病院に赴任した中村哲医師。 ソ連軍撤退と国際援助ラッシュの狂騒を尻目に、内戦下のアフガン、そしてパキスタン最奥部の無医村へ。 寄る辺なき患者達に希望の灯を届けるべく苦闘し続けた実践の軌跡。 ※中村哲医師から日本の支援者に向けて送られた37年間の活動報告を集めた決定版!(上下巻/上巻は創刊準備号〜…
陸(オカ)の論理を打ち破れ! 船乗りめざした青年が、 おのれのペンを羅針盤(コンパス)に、 メディアの海へ漕ぎ出した! 抱腹絶倒の“商船”時代を経て、向こうみずに飛び込んだ地方新聞社。 理屈では解けない人間の実相を追い求めて、特ダネの修羅場から巷の揉めごと、はては“電脳”との戦いまで― 時代の逆風を受けながら走り続けた40年の悲喜交交を綴った航海日誌(ログブック)。 「会社訪問に行くがお前も来んや?」 高校…
現場で見た医師・中村哲――。 干ばつと戦乱のアフガニスタンで 全長26㎞の用水路建設に挑んだ 中村哲医師と共に過ごした6年の日々! 就活に挫折し放浪したアジアの町で知った アフガニスタンの日本人医師の存在。 50万人の命をつなぐ大工事の裏方として、 肉体労働から料理番まで 悪戦苦闘した泣き笑いの日々を、 軽妙なマンガとエッセイで綴る。 「ある日、ペシャワール会のホームページに『現地ワーカー募集』の告知が出て…
眠れなくなる 危険な地名の話――。 氾濫原・川の曲流・土石流・崖崩れ・湿地・埋立地。古い地名が伝える災害の痕跡! 昔の人々が地形や特徴を観察し、 「やまとことば」といわれる当時の日本語の音韻で名づけた地名には、 災害の記録や自然の警告が秘められているものが多い。 今昔の地図を手に現地を歩き、 歴史のレイヤーをひもときながら未来に伝える “地名のレッドデータブック”。 「そもそも地名は昔の話し言葉であった「…
「こんな映画が見たかった!」 倒れるまでオシ続けた映画たち。 ハリウッドからアジアまで、 娯楽からドキュメンタリーまで、 シネコンから単館系まで、 アニメから任侠・ピンクまで、 世紀をまたぐ名作150本! 高校をサボって名画座通い。ビスコンティ、小津、ロマンポルノ……映画館が教室だった。毎日新聞の学芸記者として健筆をふるっていた著者が、突然の脳出血に倒れるまで書き続けた映画評から精選した、サブスク時代の“新…
母なる大河は、惜しみなく奪っていった…… 「日本三大暴れ川」の一つとして知られる大河・筑後川。阿蘇・九重の源流から有明海まで、治水と共生を続けてきた流域の歴史・文化・生活を、10年以上の歳月をかけて取材した労作。 「筑後川は、阿蘇と九重を源流とする九州最大の河川である。大分県、熊本県、福岡県、佐賀県と四県にまたがり…利根川、吉野川とともに暴れ川の〝三兄弟〟とされている。だが近年筑後川ほど洪水を繰り返した川は…