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画・甲斐大策

直向(ひたむ)きに勝つ 

近代コーチの祖・岡部平太
橘 京平
ISBN978-4-907902-28-5
本体:1900円+税 *四六判上製/272ページ

「争うのではない。競うのだ」。
GHQから「平和台」を奪還し、“スポーツの神様”と呼ばれた男の生涯を描く。

学生最強の柔道家として大正初期に単身渡米。
抜群の運動能力でアメフトから水泳、スキー、陸上まで多くの競技を体得したのち、
科学的スポーツ論を引っさげ帰国。
根拠なき精神論と権威に抗い、早すぎた“選手ファースト主義者”として旧態の組織と対立し、
満洲に渡ってスポーツによる日中融和を目指すも挫折。
戦後は特攻で失った息子への愛惜を込め「平和台競技場」の創設に尽力。
1951年、「いだてん」金栗四三と共にボストン・マラソンで日本初の優勝者を輩出―。
『Peace Hill 〜天狗と呼ばれた男 岡部平太物語』(幻冬舎)の著者が、8年余に亘る取材の成果をもとに、“スポーツの神様”と呼ばれた男の生涯を描く。

「私が岡部の名を初めて知ったのは8年ほど前、東京五輪の二度目の開催が決まった頃だった。(中略)競技者としての実力はもちろんのこと、近代的なコーチの先駆けとしての実績も申し分ない岡部のことを、地元福岡の人々はおろか、長らく新聞社で記者をしてきた私を含めスポーツ関係者がほとんど知らないのは不思議というほかなかった。岡部はなぜ、忘れられてしまったのだろうか―。」(本書より)

[目次]
プロローグ 昭和の巌流島
第一章 敗戦国に勝利を
第二章 天狗と呼ばれた男
第三章 コーチの覚悟とは
第四章 プロ対アマチュア
第五章 満洲から世界へ
第六章 宿命的な対決
第七章 迫り来る暗雲
第八章 喪失と絶望
第九章 平和への再生
第十章 遺された教え
資料:金栗四三による岡部平太の朝日賞授賞式での祝辞ほか

橘 京平(たちばな・きょうへい)
知られざる偉人を発掘し、世に出すために西日本新聞メディアラボ(福岡市)が立ち上げたプロジェクト名。2019年、『Peace Hill―天狗と呼ばれた男 岡部平太物語』(上下巻、幻冬舎)を上梓。

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