われらが失いし〈昭和〉。
高度成長を経てバブルへと向うニッポンの光と陰を、
近代の奥座敷・別府から静かに照らし出す写真集。
※10/18(日)まで別府市美術館で著者写真展開催中!
↓「西日本新聞」(2016/2/21)読書面
↓「西日本新聞」(2016/2/17)文化面
写真:藤田洋三(ふじた・ようぞう)
1950年大分県生まれ。別府市在住。写真家。幼い頃より職人仕事に興味を持ち、1976年より大分を拠点に、全国の鏝絵、土壁、石灰窯、藁塚、石積み等の撮影と取材を続けている。著書:『近代建築史 ゲニウス・ロキ』(編著、産研出版、1993)、『消え行く左官職人の技・鏝絵』(小学館、1997)、「大分の昆虫」(私家版1994)、『小屋の力』(共著、ワールドフォトプレス、2001)、『鏝絵放浪記』(2001)、『藁塚放浪記』(2005)、『世間遺産放浪記』(2007)、『世間遺産放浪記 俗世間編』(2012、以上石風社)、『浜脇・HAMAWAKI』(2013、SABU出版)など。