書評・ニュース

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高取焼の二代目の窯、内ヶ磯窯(うちがそがま)。 1970年代から大規模な調査が続けられていたこの窯の全貌が明らかになったのは、実は2001年になってからのことでした。 つまり足掛け30年以上にわたり、発掘、出土品の分類や整理、綿密な考証が続けられ、この年、ついに報告書(計4冊)が完結したのです。 この窯の全長は、なんと全長46.5メートル。当時、こんな巨大な連房登窯(のぼりがま)は日本中のどこを探しても存在…

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2014年11月初旬、『花田清輝批評集〜骨を斬らせて肉を斬る』を刊行します。 花田清輝は現在の福岡市東区生まれ。かの有名な「花田・吉本論争」をはじめ、戦後政治・思想の転換期において、苛烈な批評活動を展開し、特にアヴァンギャルド芸術運動を精神的に領導したことで知られる鬼才です。 本書では、11月6日から福岡市総合図書館と福岡市文学館(中洲の赤煉瓦館内)で開催される『運動族・花田清輝〜骨を斬らせて肉を斬る』展の…